トレイリングストップはFXに最高の注文方法です

9月度中盤の為替相場は、全般に方向感の見出しにくい相場展開だった。米経済指標は引き続き弱いトーンが続き、長期債利回りは低下傾向だったが、ドル安圧力は一段落していた。ドル円は前週に84円台後半と15年来の安値を記録したが、この水準を超えられず85円台での揉み合いが続いた。日本のGDPが予想を下回ったことや、政府・日銀の円高対策がはっきりしないなど不透明感が漂った。ユーロドルは1.29台の重さに、週末にかけては1.27台割れへと再び下げている。週央からギリシャ経済再建への不安感が広がったほか、独連銀総裁が出口戦略に慎重な発言を行なったことが嫌気された。

便利な注文方法『トレイリング機能』

あまり使ったことがない方も多いと思いますが、トレイリング機能(別名:トレール注文)は知っておくと便利です。

 

理屈はこうです。自分が入れた指値(逆指値でも同じ)と、その瞬間のマーケットレートとの幅(乖離)を基準として、その距離が離れていくと、自分の入れた指値が自動的に基準幅から離れた分相場を追いかけるものです。逆に相場が自分の指値に近づいてくるときは指値は動きません(逃げたりしません。逃げたら永遠に約定しないので)。自分の指値がここでしか買わない(売らない)という確固たる信念のもとにいれたものなら、相場が逃げるからといって追いかけることはないので、トレイル機能はいりませんが、逃げるなら一定の距離をおいて追いかけたいというのならトレイル機能はありがたいです。

 

ポイント例1

相場が円高だったがそろそろ反転しそうな気がする。現在ドル円85.00丁度。いま私は84.50で買い指値を入れる。ここにダイナミックトレイルを入れる。その後、相場が84.70になった場合、私の指値は動かない。逆にその後相場が85.30になった場合、私の指値は自動的に84.80に30ポイント追いかける。そこから、また相場がさがって、85.00に戻っても、私の指値は84.80から戻ったりしない。そのまま。

 

ポイント例2

トレイルは決済する注文を動かすのによく用いられます。ロングで持っているポジション84.00円があって、今相場が85.00で、売り決済注文を86.00で入れます。トレイルはダイナミックです。相場が、上がりだすと、私の売り注文は86円のままです。しかし下がりだすと、下がった分だけ私の売り注文も下がります。この場合、下がり続けて買い値を下回るところまでトレイルしてゆくのは困ります。そこで決済注文はストップオーダーで入れます。例3に続きます。

 

ポイント例3

例2の前提で、私の売りストップ決済注文を84.50で入れます。相場がここから下がって84.50に来るとストップが発動して私は大体50銭を利食います。しかし、逆に相場が85.00から86.00に上がったら、私の売り注文は85.50になっています。そこからまた相場が下がって85.50にタッチしたら私はだいたい1円を利食います。仮に相場がずっと上がり続けていくと、私の売り注文はその下50銭のところに背後霊のようにピタッと張り付いて付いていきます。その分ずっと含み益を楽しめます。その後反転してきたらそこで背後霊は動かずヒットされるのを待ちます。これがトレイル使ってよかった〜と思う一番理想的な例です。

 

さて、ここで「ダイナミック」と言う言葉を使っていますが、トレイルを指定するときにFXCMジャパンのTS2の新バージョンでは、ダイナミックとステップがあります。ダイナミックは、トレイル設定後、そこから逃げた分だけ呼び値単位で動いていきます。FXCMジャパンでのトレイリング機能は0.1ピップ刻みなので、画面上にもグレイアウトして触れない値として0.1が表示されます。少しでも離れたらその分付いていく、という意味です。一方ステップは、ディフォルトが10で設定され、これは変えられます。つまり、10で入れれば、相場が10ポイント以上離れるまでは自分の指値は動かさないという意味です。どちらがいいかは好みの問題ですが、ちょっとだけ離れてすぐ戻ってくるときに、その"ちょっと"の騙しに反応したくないのであれば、その"ちょっと"分だけをステップで設定して使うのがコツです。日中大体上下20銭ぐらいは揺らいでいて、それはトレンド(動き出したぞという認識)として認めないのであれば、ステップを20にして、無論相場から20ポイント以上はなれた場所に最初の指値を入れます。一方、そういう騙しの動きはどうでもいいか、それも込み込みでOK,と言う人はダイナミックで入れます。

トレール注文が活用できそうな為替相場(FX)

FX投資家にはうれしい83円台から86円台にドル円は上昇。トレール注文(トレイリング機能)を活用したFX取引ができそうな為替相場になってきた。というのも、米経済への不透明感が広がる中先週は、フィラデルフィア連銀景況感指数の予想外のマイナスとなり米景気の先行き不透明感に拍車が掛かる形で再びの85円割れを試す場面も見られました。

 

そうした中で今週は、24日に中古住宅販売件数、25日に新築住宅販売件数が発表されます。

 

住宅関連では先週17日に発表された住宅着工件数(7月)が予想の56万件に対して54.6万件にとどまり6月の数字も速報の54.9万件から53.7万件に下方修正されるなどかなり状況は深刻。

 

一応3ヶ月ぶりに増加に転じた形ではありますが元の数字が大きく下方修正された結果であり速報よりも弱く、予想も下回っているということでかなり厳しい数字といえます。また、同時に発表された住宅建設許可件数も予想の58万件に対して56.5万件と低水準。前回値も58.6万件から58.3万件に小幅ながら下方修正と厳しい数字。4月末に住宅所得に対する減税措置が終了して以降自律的な回復が見られない今の住宅市場動向が見えます。

 

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